ウィーン留学記 〜しないと罰金?住民登録〜
今回はウィーンで生活を始めるときに絶対に必要になる手続きの話。
私のように6ヶ月以内のオーストリア滞在であればビザ(滞在許可)のめんどくさ〜い手続きは必要ないのだけれど、ひとつだけやらなくてはいけない手続きがある。
住民登録だ。
住民登録の方法
ウィーンに着いてから、厳密には定住する場所に到着してから三日以内に近くの役所で住民登録(Meldezettel)をする必要がある。
これなんで必要なのかというと、この住民登録証明がないとできないことが色々あるから。例えば電車の定期券を買う時にはこの証明書が必要。
ちなみに三日以内と書いてあるがちょっとくらい過ぎても大丈夫らしい。ウィーンの人々は基本的にその辺は柔軟なのだ。悪く言えば適当ともいうが。
この申請は何も難しいことは無い。近くの区役所(最寄りじゃなくてもどこでもOK)に行って申請をするだけ。必要なものは
①パスポート
②アパートの不動産会社や大家のサイン付き申請書
のみ。申請書は区役所に置いてあるので、一旦それを持ち帰って大家さんにサインを貰えばオッケー。学生寮などを使っている場合には寮からもらう資料に最初からサイン付き申請書がついていたりして手間が省けたりする。私はそのパターンでした。ラッキー!
ちなみに、何も難しい申請ではないと言ったけれど、運が悪ければハードモードになることがある。受付の人がドイツ語しか話せなかったりする場合……(経験談)
私「住民登録の申請にきたんですけど……(英語)」
受付「???住民票のこと???そのボタン押して!!(ドイツ語)」
私「?????」
受付「?????」
まあこれは運と言うか、受付ガチャですね!
ガチャに賭けるか、もしくはドイツ語を少し勉強してから行きましょう。
ともかく、書類を出してパスポートを見せて、証明書を貰ったら申請完了です。
解除手続きも忘れずに
ウィーンを出る前にはこの登録の解除手続きも忘れずに。
これ忘れてると、次に入国した時に罰金を取られるらしいですよ。
解除も特に難しいことはなく、申込用紙とパスポートを持って申請した区役所に行けばいいだけ。
この二つの手続きはウィーン生活者には絶対に必要なものなので、忘れず行ってくださいね!私のようなずぼらでもなんとかなったので多分大方の人は大丈夫かと思います!
それでは今回はこの辺で。
今回の写真はホーフブルク宮殿。